ナノ秒パルスCO2レーザ UPLシリーズ

ナノ秒パルスCO2レーザ UPLシリーズ
ナノ秒パルスCO2レーザ UPLシリーズ
ナノ秒パルスCO2レーザ UPLシリーズ
ナノ秒パルスCO2レーザ UPLシリーズ

1概要

カテゴリ
レーザ応用技術
製品分類
レーザ加工機
パルス幅をナノ秒まで短くしたことにより、レーザ照射部のHAZ(熱影響域)を最小限に抑えた非熱的な加工を実現したレーザ加工機です。加工内容に合わせ、パルス波形を3種類から任意に選択できます。

2製品の特長

・熱影響を最小限に抑えた加工
・水分や樹脂に対しても高い吸収率で効率的な加工を実現
・発振器、駆動回路、冷却機構を一体化にしたコンパクト設計
・日本での開発設計製造による安定供給と充実のサービス体制
・高効率を実現した省エネ設計

3製品詳細

パルス波形選択

発振波形をロングパルス、テール付き短パルス、テールフリー短パルスから選択可能です。

ナノ秒パルスCO2レーザ波形選択
ショット数設定

レーザ照射回数を任意に設定可能です。

ガス圧設定

樹脂チューブ加工装置 MS-UPL01

UPL-01を内蔵したレーザ加工システムです。ワークの回転/送りとレーザ照射を連動させることで樹脂チューブの任意の箇所に微細な穴あけ加工が可能です。

表面改質

短パルス CO2レーザ を表面に照射すると、アブレーションプラズマが発生している様子が確認できます。 ナノ秒パルスレーザの応用例としては、表面改質の新たな手法として、「レーザドーピング」や「ピーニング」、「クリーニング」、「製膜及び膜の焼成」といった分野で研究が進められています。 また「ナ ノファイバー製造」への応用、「水中アブレーション」の効果を利用した技術への展開も期待されています。

代表的なアプリケーション

■医療
カテーテルチューブの穴あけ・ブレードチューブの被膜除去
■表面改質用途
ガラス・シリコンゴム
■除去用途
エナメル線の被覆

カテーテルチューブ外層除去
カテーテルチューブ外層除去例
型式 UPL-01
レーザ種類 CO2レーザ
波長(μm) 10.6
出力(W) 0.2~2 相当(発振形態による)
クラス 4
冷却方式 空冷
サイズWxDxH(mm) 320x1120x325
質量(kg) 80
電源(V) AC100
その他ユーティリティ 指定ガス

※記載されている製品は、予告なく仕様・寸法が変更になる可能性がございます。

  • レーザ発振器(150W/250W)
  • レーザ光導光部およびトーチユニット
  • XYテーブル(標準加工範囲□300mm)
  • 治具搭載ステージ
  • チラーユニット
  • 集塵装置(ワーク吸着を兼ねる)

オプションパーツ

・電動Z軸
・画像位置補正(アライメント)機能
・レーザパワー計測機構
・各種カスタマイズ